HPの最新タブレットTouchPad が99ドルで販売中。webOS & デュアルコアSnapdragon
リソース:http://japanese.engadget.com/2011/08/19/hp-touchpad-99-webos-snapdragon/来るべきものが来ました。HP が webOSデバイス事業の終息を宣言したことを受けて、最初で最後の webOS タブレット TouchPad が大幅に値下げ販売されています。HPからのメモが届いたらしい大手小売店では、16GBのWiFi モデルが399ドルから 99ドルに値下げ。" Save: $300.00 " とすごいことになっています。 499ドルだった32GBモデルに至っては 149ドルへ。
TouchPad はつい10日ほど前にも「好評だった週末限定価格を新価格に」との説明で100ドルの価格改定が発表されていたため、つい先日までは500 〜 600ドルだった製品が 99 〜 149ドルに下がったことになります。TouchPad の仕様は発表時の比較テーブルをどうぞ。概要は9.7インチ1024 x 768のIPS液晶ディスプレイ、1.2GHz デュアルコア Snapdragon、802.11b/g/n WiFi、Bluetooth 2.1+EDR、前面1.3Mピクセルカメラなど。
ハードウェアとしては iPad 2 や他社の Honeycomb タブレットにも匹敵する構成です ( iPad 2 よりは重くて厚い)。プラットフォームの webOSも、webkitベースでFlashにも対応するブラウザを搭載し、カードとスタックという直感的なマルチタスクUIや、 iOS 5で採用されるものに近い通知システムを2009年の発表時から備えていたりと、独自の洗練された使い勝手が高く評価されてきました。
開発者が集まらず肝心のアプリが非常に少なく今後も (すぐに) 増えるとは思えないこと、メーカーがハードウェアとしては終息を宣言して未来がないことをのぞけばいい製品です。なおHPはソフトウェアとしての webOSについて「価値を最適化するための選択肢を引き続き検討」としているものの、具体的にどうするのか(しないのか)はまだ分かりません。
追記:価格改定なのか、期間限定セールの体裁なのか不明なため、タイトルを「値下げ」から「99ドルで販売中」に変更。現在はカナダの大手小売店などで99ドル販売が確認されていますが、PreCentral などの情報では米国でも現地時間20日朝から99ドル / 149ドル販売が開始されるようです。
追記2: SlickDeals のフォーラムなどでは、割引価格で買う作戦会議が着々と進行中。ストアのどの入口から入ってどのプロモコードを使うか等々。手に入れたい、海外在住の知人に買わせたいというかたは参考にどうぞ。
追記3:「(アプリが) 今後も増えるとは思えない」に (すぐに) を挟んでやや弱め修正。HPの公式見解ではプラットフォームとしての webOS は今後も継続するとしており、ハードウェアについても、OEM や ODM で新たなコンシューマー向け webOSデバイスが登場する可能性を否定していません。よって、TouchPad が HP の最初で最後の webOSタブレットだとしても、どこか他社からライセンス製品が登場して大ヒットを飛ばし、モバイルアプリ開発者が注力する可能性もないとはいえません。
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