2011年9月5日月曜日

ドイツ地方裁がサムスン Galaxy Tab 7.7 販売停止を命令、IFA からも締め出し

ドイツ地方裁がサムスン Galaxy Tab 7.7 販売停止を命令、IFA からも締め出し

レフォランス:http://japanese.engadget.com/2011/09/04/galaxy-tab-7-7-ifa/





ドイツ・ベルリンで開催中のコンシューマ・エレクトロニクス展 IFA 2011 会場から、サムスンの Android タブレット Galaxy Tab 7.7 が姿を消しました。サムスンが先日発表したばかりの Galaxy Tab 7.7 は 1.4GHz デュアルCPUコアプロセッサ、7.7インチ 1280 x 800 スーパー有機ELプラスディスプレイを備えたハイエンドタブレット。同社にとっては IFA における目玉といえる製品でしたが、突然の退場を余儀なくされています。理由は、ドイツのデュッセルドルフ地方裁判所から国内における販売と宣伝の差し止め命令を受けたから。この命令は言うまでもなく、激しい訴訟合戦を繰り広げているアップルからの申し立てによるものです。サムスンにとっては Galaxy Tab 10.1 に続く販売停止命令となり、同社広報の James Chung 氏は命令には従うとしつつも「ドイツ国内における消費者の選択を著しく制限する」とコメントしています。すでに Galaxy Tab 7.7 はサムスンのドイツ版サイトからも削除済。

世界各国で繰り広げられているアップル対サムスンの司法戦争については、あれこれやと喜劇的な側面もあって、そろそろ状況をまとめるのも一苦労という感じになってきましたが、実質的なレベルで言えばオーストラリアにおけるサムスンの Galaxy Tab 10.1 市場投入見送り、ドイツにおける Galaxy Tab 10.1 の販売差し止め、今回の Galaxy Tab 7.7 販売差し止めと、アップル側の有効打が続いています。

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